2014年に大統領に就任して以来、独裁色を強めるトルコ・エルドアン政権。国内では政敵を追い落として強権政治を続け、対外的には周辺諸国への紛争にも関与するなど、中東での存在感が増している。しかしここにきてエルドアン政権は、2年後の大統領選挙に向けて政権崩壊の暗雲が立ち込め始めているという。その引き金となるのはアフガンでのタリバン政権樹立だという――。今回のザ・ファクトは、トルコに精通する中東専門家・佐々木良昭氏に、トルコで今なにが起きているのか、話を聞いた。
00:00 オープニング
00:31 トルコ・エルドアン政権はなぜ独裁色が強まったのか?
02:08 エルドアン大統領の国内での評判は?
05:37 政敵に対する弾圧~ギュレン師
08:29 メガプロジェクトで対外債務が膨張するトルコ
10:44 欧米がトルコとつながる理由は「ダーティービジネス」
12:32 アフガン情勢の変化でエルドアン政権に危機!?
16:03 間隙を突いてトルコに近づく中国
17:15 トルコは今後どこへ向かうのか?
【ゲスト:佐々木良昭氏】
【インタビュアー:城取良太氏】
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