米国主導で稼働した始めた中東版クアッド「I2U2」。そして、もう一つの国際基軸として中露主体の「新BRICS」構想。さらに、中国主体の上海協力機構にイランが参加表明するなど、中東を舞台に新しい国際勢力図が築かれようとしている。ウクライナ侵攻も相まって複雑化する米中露のパワーバランスはどこに向かおうとしているのか。今回のザ・ファクトは中東専門家の佐々木良昭氏に中東情勢の視点から揺れる国際政治について話を聞いた。
00:00 オープニング
01:24 中東関与を強めるような動きを見せ始めたバイデン政権
02:03 I2U2を主導する米国にはどのような狙いがあるのか
03:09 イラン包囲網という観点から見る親イランのUAEのスタンス
05:22 インドと湾岸諸国との歴史的な深いつながり
07:50 中露主体の「新BRICS」構想
08:53 中東各国を巡る米国VS中国・ロシアの関係図
09:24 米国に振り回されてきた国々の作る新国際基軸
12:11 BRICSで進められる新基軸通貨構想は実現可能か
15:08 イラン核合意の今後の行方
【ゲスト:佐々木良昭氏】
【インタビュアー:城取良太氏】