国をあげて反日運動を続けている韓国。韓国では、日本統治時代を肯定することはタブーとされています。しかし、韓国人のミン・ヒシク漢陽大学名誉教授は、日本統治時代を実際に体験し、日本に対し感謝していると言います。以下にそのインタビュー内容をお伝えいたします。

日本に統治されて良かった

もし、韓国が日本でなくロシアの属国になっていたら

年をとった人やインテリは、日本が韓国を占領したのを幸いに思っているんです。なぜかといえば、あのとき日露戦争でロシアが勝っていたら、韓国はロシアの属国に入るんです。するとどうなるか、韓国人でも勉強している人にはわかるんです。ロシア人が入ってきたらみんな捕まってシベリアに連れていかれて、ロシア人が韓国を盗ってしまうでしょう。そうなると韓国人は、日本人が統治した場合とは比べられないほど惨めな状況になる。インテリはそれを感じています。

当時、日本人による差別はなく、反日感情もわかなかった

日本統治時代には反日なんてまったくありませんでした。米ができたらちゃんと皆と同じく分けてくれたように、韓国人とか日本人といった区別や差別などなかったんですよ。それなので、生活にはあまり困らなかったですね。

日本統治時代のエピソード

日本人の学校と韓国人の学校とで喧嘩になった後

日本人の学校と韓国人の学校とで喧嘩になったことがありました。韓国人の先生たちは怖くなって「やめろ」「生活ができなくなる」と言い、級長だからという理由で、私が呼ばれ、ものすごく殴られて傷だらけになりました。そして日本人の学校へ行って謝りなさいと言われ、そのとおり学生を連れていって謝りに行ったら日本人のほうはどうしたかというと、反対に「おまえも日本人だ」と言って褒めてくれたんです。

今でも同窓会を開き、当時をなつかしんでいる

教育がもっと優れていました。先生は日本人で、ものすごく真面目に教えてくれました。今でも同窓会をしています。みんな日本統治時代をなつかしがっています。それが日本統治時代の事実なんです。

戦後、韓国ではずさんな教育体制が30年ほども続いた

私個人としては(日本統治時代には)ちゃんとした教育を受けたんです。勉強も自由にできました。ところが戦後は、教育がなっていない。たとえばソウル大学には教授が一人もいないので、田舎で酒を造って暮らしていたような人が急に、昔日本でちょっとフランス語を習ったというだけでフランス語の教授になったりするのです。ですから、ちょっとでも学生が勉強すれば先生よりもずっとできるようになります。フランス語を1か月習ったら「早く来てください」と言われて、フランス語の教授にしたりします。さらに言えば、私はフランスに留学するまで、日本語の本で勉強したんですよ。韓国語のテキストがめちゃくちゃなんです。何が正しいのかわからないし、発音もわからない。それで韓国語では30年間は誰も勉強ができなかったんです。
そういった時代があったことを韓国の今の若者は全然知りません。だから私が教えています。あの時代の話をしたら「おーっ」といって驚くんですよ。何の経験もないのに韓国の歴史の本を見てそれを信じてしまうんですね。だから今の若者は正しい歴史を何も知らないです。私が話すと初めて聞くという人がいっぱいいます。

戦後、国をあげて反日運動を始めた韓国

教授自ら反日感情のもとを分析

韓国人には、昔の文化が日本よりも優れていたというプライドがあるんです。それで日本にやられたことが悔しい、という思いがある。韓国が日本に、仏教やその他の文化を伝えたなど、いろいろなものがあるにもかかわらず、軽蔑されるのがたまらないんです。
戦後に反日になったんです。「日本に支配されたから、日本人をやっつけたら自分は偉い」という、そういう妄想というか、そういうものを持っているんです。

一部の人間が賄賂目当てに反日パフォーマンスでテレビに出る

竹島(独島)の問題に関してもそうです。命懸けで行って、日本の悪口を言ってテレビに出る人がいますが、そういう人が愛国者と呼ばれるんです。テレビに出たら英雄になるんですね。しかし実際の彼らは、賄賂をもらうことしか頭にないですよ。国のことなど考えていません。質の悪い人間が多いんですよ。
賄賂を与えているのは、一般的には野党が多いですね。そちらのほうが不満が多いんです。そういう人がたくさんいるから、みんな反日のように見えるんですよ。本当は日本に対していい感情を持っている人のほうが多いです。韓国でも、日本と仲良くしたほうが未来があると思っている人のほうが多いんです。

植民地を解放した日本は世界的に感謝されるべき

日本人の一番偉いところは、植民地を解放したことです。韓国は例外かもしれないけど、インドとかインドネシアの南のほうにとっては日本は恩人です。これは世界的に感謝されるべきものなんです。西洋人に支配されているときに、日本なしでは独立は不可能だったと思います。それは非常に感謝すべきことだと思います。

ミン・ヒシク名誉教授は、インタビュー中に何度も、あのときは差別はなかった、恨みなどもなかった、ということを繰り返しました。そして最後に、「日本が負けても精神的に国を愛する気持ちとか団結力とか、そういうものは世界的だから日本は滅びないという感じがしますね。日本が滅びることはないと思いますよ」とあたたかく語りかけてくださいました。