慰安婦を強制的に連れ出した事実はない

今回、元日本陸軍曹長にインタビューをし、従軍慰安婦の実態について話をうかがいました。元日本陸軍曹長は、旭川第7師団28連隊10中隊に所属し、満州国ハルピンの技術学校に勤務していたそうです。従軍慰安婦についてたずねると、「軍による慰安婦の設置や、慰安婦を強制的に連れ出した事実はない」と一刀両断。韓国が言うようなアヘンを注射し暴行したということについても、「そんなことは階級章の剥奪に値します。それだけ厳しい軍隊」「一下士官として話しますが間違いありません」と涙をにじませて話して下さいました。

慰安所はどのようなところだったのか

実際には、慰安婦を経営していたのは(朝鮮)半島人で、一棟一棟異なる慰安所が数多く立ち並び、それぞれに7~10人ほど女性がいて、兵隊が来ると番号で呼び出されていたといいます。また、日本兵の誰かが病気をもらったことが分かれば、下士官は謹慎、兵隊は重営倉、成績がトップであった人も最下位に転落する、という厳しい処遇が待っており、さらに、不規律なことがあれば憲兵が黙っていない、といった徹底した日本軍の軍律があったそうです。

若者へのメッセージ

インタビューの最後に若者へのメッセージをお願いすると、「成せば成る」という言葉をくださいました。「生を受けてから軍人になるまで、『天皇帰一の精神(国のため陛下のため努めるという精神)』が私の心でした」「すべてをささげる精神で部下を教育し、己を練磨してきました」「日本という国を世界に劣らず成功させてほしい」と語ってくださいました。