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中国による「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」等の資料をユネスコ記憶遺産に登録しようという動きに対し、4月2日、幸福実現党が反対署名を集めて安倍総理大臣に提出しました。今回のこの動きについて、幸福実現党の加藤幹事長に聞きました。

何もしなければ早くて今年の夏に世界記憶遺産として登録されてしまう

首相官邸前で集会を行った上で、安倍首相宛に全国からいただいた署名、19万2,036筆を提出させていただきました。これは何のためにやったのかということなんですけれども、昨年の6月か7月頃に中国が国連機関であるユネスコの世界記憶遺産に、「従軍慰安婦」と「南京大虐殺」に関する資料を登録申請していることが明らかになったのです。私たち日本人が何もしないで手をこまねいていると、本当に今年の秋、場合によっては早ければ夏頃、この申請が認められてユネスコの世界記憶遺産に登録されてしまいます。そうなると「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」がもう揺るがぬ事実であったと、歴史に刻み込まれるということになるわけです。これを何とか食い止めなくてはいけないというのが、今回の署名活動のきっかけでした。

記憶遺産の問題は日本全体が一つとなって食い止めなければならない問題

この記憶遺産の問題は、例えば政治やマスコミ等であまり話題になっていないようです。しかし、これは日本の国益にとって決してよいことではありません。首相官邸筋も、やはりもっと真剣に動いていただきたいと思いますし、マスコミの皆さんにもこのような大問題はもっと採り上げていただきたいところ。さらに言えば、これは日本人全員が、党派や立場の違いを超えて取り組まなくてはいけない問題だと思います。今回、19万余の民意が集まりましたので、この民意を大きな力として、何とかこの中国による申請を食い止めたいと思っています。

歴史認識に大きく影響する談話について

今年は戦後70周年ということで、この夏、安倍談話がどうなるのかということについていろいろと言われています。これについて、最後に加藤幹事長は幸福実現党としての考えを述べました。やはり「村山談話」「河野談話」は本当に日本の名誉を失墜させてきた、悪しき談話。これを踏襲することがあっては、絶対にならないと考えていると話します。安倍首相においては、新しい日本の未来を築くための、日本の誇りを取り戻すための首相談話を堂々と出してもらいたいと、心より願っているとのことでした。

今がよければ、もう過去については多少ゆるい判断をしてもいいのではないかと、そう考える方もおられるかもしれませんが、それでは未来に対する禍根を残すことになります。どうかこの世界記憶遺産が決して登録されることのないように、いろいろな方面の方が動かれることを、これからも望みたいと思います。