7月31日、幸福実現党は、「河野談話」「村山談話」の無効を宣言し、自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を求める署名を、安倍首相に提出しました。

署名の目的 2つの談話を白紙撤回したうえで新しい談話を

8月15日が近付いてまいりました。今回の署名は、「河野談話」「村山談話」という、歴史のねつ造に基づく2つの談話を白紙撤回したうえで、正しい歴史認識に基づいた新しい談話を安倍首相に出していただきたい、という国民からの要望を集めたものです。

際限なく国難を引き寄せている2つの談話

「河野談話」は、1993年にいわゆる「従軍慰安婦」、慰安婦の強制連行を認めて謝罪した談話。「村山談話」は戦中の植民地支配、そして侵略を認めて謝罪した談話です。日本人の側からいわれなき罪を認めてしまったことで、韓国、中国、さらにアメリカとの関係において、日本の国益を著しく損なっています。この2つの談話が存在し続ける限り、際限なく国難が引き寄せられてしまうのです。

32万筆以上集まった署名の反響

幸福実現党では、これまでに何度か署名活動を行ってきていますが、今回の署名の反響は、それまでのものに比べ、非常に大きかったと、釈党首は話します。前回の署名はおよそ19万筆以上、今回が32万筆以上ということでおよそ1、7倍の民意が集まりました。

署名活動中のエピソードと、寄せられた期待

今回の署名活動について、「今年は戦後70年ということもあり、特に戦中を生き抜いてこられた方々、そしてご遺族の方々から多大なるご期待をいただきました。また、南京戦に従軍された方、自分の上司が国民党軍に処刑された方をはじめ、さまざまな戦中の体験談やご遺族の体験談を聞かせていただきながらの署名活動でした。今回ほど『頑張ってくれ』『あなたたち(幸福実現党)しかいない』とお声をいただいた署名活動はありませんでしたし、私たちの背中にたくさんの方々のお声、お気持ちの重みを感じながらやってまいりました」と釈党首は話しています。

歴史認識を改めるラストチャンスが迫っている

8月には安倍談話の発表が予定されています。釈党首は、「これがラストチャンスと思って取り組んでいただきたい。この国を守っていけるのかどうか、この日本が守るべき国であるのかどうかということが、この2つの談話を撤廃できるかどうかにかかっています。内外の圧力は強いですが、どうか正しい歴史認識に基づいて、正々堂々としたこの国の在り方を新しい談話に盛り込んでいただきたい」と、安倍首相への思いを語りました。