※12月16日に、記事を大幅加筆しました。

映像が伝える南モンゴルの人権弾圧の実態

これらの映像は南モンゴル(中国・内モンゴル自治区)で今年撮られたものだ。
(映像提供:Facebook「中国・内モンゴル自治区でモンゴル教育維持を!」)


映像①

映像②

映像③

映像④

内モンゴル地図

今、内モンゴル自治区の小学校と中学校では、「二言語教育」という政策の元、中国政府によってモンゴル語が抹殺されようとしている。その問題を受けて、日本でも各地で南モンゴル出身者による抗議デモが始まっている。

抗議デモ①

(2020年10月3日『NO!中華人民共和国建国71周年連帯デモ』/ウイグル・南モンゴル・チベット・香港・中国民主化の各グループから約350人が3か所にわかれ都内を行進した大規模デモ)

南モンゴルクリルタイ幹事長 オルホノド・ダイチン氏
「中国共産党政権、我々を71年間ずっと弾圧、鎮圧、殺して奪ってきました。唯一残っていた言葉も奪おうとしています。我々はこれを許していいのか。絶対許してはいけません。」

ダイチン抗議デモ前演説

今、内モンゴル自治区では一体何が起きているのか。

中国共産党が情報統制を続ける、内モンゴル自治区の今について南モンゴル出身の人権活動家オルホノド・ダイチン氏にインタビューを行った。

関連動画:ダイチン氏も登壇した『RESIST CHINA日本~10月1日、世界同時行動!』
中国政府の人権弾圧に苦しむ人々が日本の国会議員に「魂の叫び」【ザ・ファクト】

人権弾圧サムネイル

https://thefact.jp/2020/2528/
※ダイチン氏のスピーチは2:19から

内モンゴル自治区で始まった「モンゴル語抹殺政策」とは何か?

ダイチン氏
「自治区ではモンゴル語を国語として、長年これを教育してきました。それを切り替えて、モンゴル語ではなく代わりに、中国語の教科書を国語として教えるっていうことですね。モンゴル人の言葉まで奪ってしまえば、自然に中国人になってしまいます。

ダイチンさん_言葉まで奪って

この「二言語教育」はチベット・ウイグルでも既に行われている中国共産党の「民族浄化」政策のひとつで、現地の人々は反対の声を上げている。現地では、文字通り「命懸け」の抗議活動が行われていた。

映像⑦

自治区内の抗議活動①/保護者が学校に抗議

ダイチン氏
「保護者達は学校に行って、やっぱり子供たちをモンゴル語で教育させたい。学校の門の前に行って、学校の先生に要求したんですね。すると、すぐに警察が来るんですね。特警という特殊警察。この特警が親たちを捕まえて、刑務所に入れています。今までに8千人から1万人以上の人たちが捕まって行方不明になったり、刑務所に入れられたりしています。ウイグルは捕まえて強制収容所に入れていますが、いま南モンゴルは学校自体が子供たちにとって「強制収容所」に変わってしまっています。そこで(中国共産党政府が)教えたいことを教えているというのが現状です」

ダイチンさん_学校が強制収容所~

自治区内の抗議活動②/抗議のために自殺者も続出

ダイチン氏
「この教育問題に対して抗議っていうか、上からの圧力に耐えきれなくて、自殺したっていうのは今まで9人っていう数字はあるんですけど。校長先生と教師、学生も1人自殺したっていう話はあったんですけど、その学生が自殺したのは、学校の前に抗議に来た親に警察が暴行したもんで、教室の窓から見た子供が(衝動的に)飛び降りて自殺したっていう話があります。小学校4年生ですね」

ダイチンさん_子どもが自殺~

このように現地、内モンゴル自治区では抗議活動が続いているがこれに対して、中国共産党は教育局、警察、法務局などと連携して抗議活動の鎮圧に乗り出している。

映像⑤

映像⑥

映像⑧

ダイチン氏、故郷・南モンゴルへの思い

ダイチン氏の目には、“故郷”南モンゴルの今はどのように映っているのだろうか。

ダイチン氏
「モンゴル人たちは共産党政権の下で、73年間、ずっと苦しんできてるんですね。結果としては、彼らと一緒にいればいずれなくいなっていく。浄化されて同化されていなくなるって言うことになる。(その最終段階に)もうきてるから、今は自分たちはそれを、世界中に訴えてその世界の自由民主主義の国家と、その国民の同情と援助をもらえないか。自分たちの本当の意味での自由を勝ち取らない限りは、中国共産党と一緒になって、自由な世界が訪れるということはできないと思ってますね」

ダイチンさん_浄化されて~②

神は中国政府の人権弾圧に苦しむ人々を見守っている

幸福の科学 大川隆法総裁は、中国共産党の南モンゴルへの人権弾圧について、このように述べている。

大川隆法 幸福の科学グループ創始者兼総裁
「中国の問題はウイグル問題や、当然、チベット問題や内モンゴルの問題も含まれます。彼らは激しい弾圧を受けていますが、それが報道されることはありません。これが全体主義体制です。全体主義を見分けるための本当の指標は、『共産主義か、資本主義か』ではありません。そうではなく、次の2点だけを考えてください。一つは『神への何らかの信仰があるかどうか』であり、もう一つは『そこに基本的人権があるかどうか』です。ここが極めて重要です。私は中国の人々を愛しています。しかし彼らの政治体制では、公式には習近平は『信仰』や『信仰の大切さ』を否定しています。ですから今こそ変えるべき時であると思います。ですから私は申し上げたいのです。“神は生きています。神は死んでいません。神はあなた方を見守っています。神はあなた方を導いています。神はあなた方を救いたいと願っています。”

神はあなた方を見守っています

トロント会場

(大川隆法総裁 海外講演会 “The Reason We Are Here” 2019年10月6日 カナダ・トロント)

THE FACTは中国政府の人権弾圧に苦しむ人々のために戦い続けます。

THE FACTは戦います

こちらもお読みください

※画像をクリックすると、詳細がご覧いただけます。

『いま求められる世界正義-The Reason We Are Here 私たちがここにいる理由』

The reason we are here

著者 大川隆法
幸福の科学出版 刊/1,650円(税込)

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中国14億の自由なき人びとに、真実と幸福を。

Power to the people!中国共産党の圧政に苦しむ多くの人びとのために。習近平の野望からアジアの平和を護るために。中国の女神・洞庭湖娘娘が立ち上がった――。神の愛、正義、聖なる怒りが魂を揺さぶる旋律として、ここに結晶。

『水の革命』
作詞・作曲:大川隆法
歌:恍多
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