長崎市平和公園に「韓国人原爆犠牲者の慰霊碑」を建てようと、韓国政府と在日本大韓民国民団が計画しています。

問題点1:歴史的事実をゆがめる碑文内容

原爆犠牲者の慰霊という目的自体は、もちろん非難されるべきものではありません。しかしこの碑文には「この地で強いられた苦しみも(この地での過酷な強制労働と虐待も)」といった記載が含まれる問題があり、今、多くの市民が反発しています。なお、強制的に日本に連れてこられたという点は、1959年に外務省がそのような事実はないと明確に否定しています。したがって、この碑文内容は「歴史的事実をゆがめるものである」といえるでしょう。

問題点2:慰霊碑の政治利用は日韓友好につながらない

そして、もう一点。原爆による被害よりも、日本によって苦しめられたとを強調するならば、この計画は長崎市平和公園を政治的に利用するものということになってしまいます。そのような政治利用は日韓の友好と平和のためにはならず、深い怨念をつくるものだと言わざるをえません。

慰霊碑設置に反対する声が多数寄せられている

ザ・ファクト取材班は、平和公園を管理している長崎市役所に電話取材を行いました。長崎市役所職員によると、設置申請が韓国民団から出て、市として審査を続けているという状況とのこと。3月5日時点で電話やFAX、メールなどが数多く届き、総じて反対、「許可しないで下さい」との意思が示されているといいます。電話は200~300件、メールは1,000件以上届いているということでした。

韓国政府は世界中で反日キャンペーンを展開中

韓国政府は今、世界中で反日キャンペーンを繰り広げています。そしてこの日本国内にも、誤った歴史認識に基づいたモニュメントを作ろうとしているわけです。私達日本人はこうした誤解を解いていくためにも、日本国内外で行われる反日的な計画に目を配る必要があります。そして、正しい歴史認識を世界に広めなければなりません。