THE FACTは昨年8月に沖縄県高江ヘリパッド移設反対派の活動の実態を取材しました。
マスコミが報道してこなかった反対派の暴挙を伝えたこの映像の反響は大きく、複数のメディアから
取材も入りました。現在すでに、高江ヘリパッド移設は完了し、反基地運動の軸は辺野古に戻っています。
しかし、そのメンバーは同じであり、活動の本質は何も変わっていません。
そこで、今回、改めて一人でも多くの方に事実を伝えるべく、この映像について記事をまとめました。

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そもそも沖縄高江ヘリパッド問題とは?

基地の51%が国に返還された

北部訓練所とは、沖縄県の国頭村と東村にまたがる約7,800haの
アメリカ海兵隊の基地で、沖縄県内最大の軍事訓練施設がある。
1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で、基地の51%に
あたる約4,000ha(約51%)を返還することが決まっていた。
この基地縮小に伴い、返還する土地にあったヘリパッドを
移設するための工事が盛り込まれていた。

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これがマスコミが報道しない沖縄反基地建設派の実態だ!

番組プロデューサーが反対運動を取材

昨年8月5日のTHE FACTは沖縄・高江N1裏ゲート前を取材した。
この日の夕方から大規模な反対集会が行われることになっていた。
この集会は翌6日に反対派のキャンプを機動隊が撤去する、という噂が
まことしやかに流れていたために開催されたもので、
ここには全国から反対派が参加した。

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テントは奥行きがあって結構広く、多くの人を収容できるようになっている。

基地前の不法占拠している反対派のテント

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基地反対派のテントは工事作業の入口をふさぐように
設置されており、工事車両の進入を妨害する形になっている。

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同日、沖縄防衛局の職員が警戒のため基地反対派のテントを訪れた。

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反対派の設置したテントが不法なものであり、8月5日までにそれを撤去するように
沖縄防衛局の職員が掲示した警告文。

沖縄防衛局職員がテントに警告文を貼ることに抵抗する反対派

沖縄防衛局職員がテント前のフェンスに警告文を貼り付けようとしていた。
そのとき、反対派の抵抗が始まった。

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沖縄防衛局職員がテントに警告文を貼り始めた。

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しばらくすると、警告文を貼らせまいと反対派の人たちが職員と揉め始めた。

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反対派の「取り囲め」という声も聞こえる。

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反対派が職員の帽子や眼鏡を取り上げ、ツイッターなどのSNSに顔写真をアップしている。

マスクや眼鏡をはぎ取る反対派たち

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昨年10月に基地反対派リーダーが逮捕

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ピンクの鉢巻き姿の男性が沖縄平和運動センター議長で
基地反対派リーダーの山城博治氏。
山城氏は、2016年10月12日北部訓練所に侵入し、
有刺鉄線を切断したことで器物損壊の容疑で逮捕。
10月20日には公務執行妨害と傷害で逮捕された。
また、11月29日には威力業務妨害で逮捕されていた。
写真右は事務局長の朴氏。

沖縄防衛局職員を一方的に悪者として報道する地元紙記者

地元記者が、反対派の活動の一部始終を取材していた。
しかし、その記者がツイッターでアップしていた内容は
非常に一方的なものだった。

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反対派の活動の一部始終を取材する地元紙記者

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この一連の状況をその記者が取材をして、ツイッターにアップしている。

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ツイッターの内容とは異なり、反対派が沖縄防衛局職員に対して、
押したり、つかみかかったり、暴言を吐いたりするなど、暴力的な行動が目に付く。

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反対派が沖縄防衛局職員を追い出すなか、関西弁で「写真とったれ」と叫ぶ反対派。
反対派の多くが関西弁や標準語である。

大勢で一人の職員を囲い込み、尋問

反対派は沖縄防衛局職員をテントから追い返すだけでなく「抗議」と称して
無理やり地面に座らせ、尋問ともいえるような行為を続けた。

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「君は何者なんだ」
「身分証を出せ」
「公務員なら職種名を言えよ」
「さっきの行為(警告文を貼ろうとしたこと)は強盗と一緒や」
など、反対派で沖縄防衛局職員を取り囲み、一方的に問い詰めた。

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職員の首根っこをつかんで、無理やり座らせようとする。

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職員の無線機を「盗聴マイク」だとして、取り上げる反対派。

基地反対運動をあおる国会議員たち

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夕方に開かれる集会の前に、沖縄防衛局の車を反対派が持ち上げて移動させた。

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工事現場付近の道路に反対派が集まり、夕方から夜にかけて大会を行った。

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その集会で、日本共産党衆院議員の赤嶺政賢氏や社民党参院議員の福島瑞穂氏が演説を行った。

赤嶺氏
「新たな米軍基地建設を絶対にやめさせようではありませんか。」
福島氏
「皆さん、辺野古の新基地建設は、新基地建設でしかありません。」

日本の安全保障の意義を無視した反対運動とそれを支持するマスコミ

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反対運動参加者のほとんどが沖縄県民ではない

北部訓練所のヘリパッド移設の本質は
基地縮小による基地負担の軽減。
にもかかわらず、反対派は新基地建設
と言っており、負担軽減ということを
否定していることに問題がある。
結局、反対派の本音は「揉め事は多い方がいい」
ということではないのか。
また、米軍の基地縮小によって反対派の存在意義が
失われることを嫌っている側面もある。
そして、東京、大阪といった沖縄県外の
反対派が集会に来ていた。
沖縄県の人も参加していたが、
県外から来ている人が多く、
観光バスで来ている人たちも見られた。
日本全国で米軍基地と基地反対派の
揉め事が少なくなってきている中で、
沖縄に全国の反対派が集中している構図になっているのだ。

一方的に反対派を擁護するマスコミ

一方で、尖閣諸島周辺に訪れる
中国の公船や漁船の数が増えている。
それに対して「日本そして沖縄の安全、平和をどう守るのか」を
そっちのけにして基地反対派の方に組する形で
報道している沖縄のマスコミは沖縄県民の
「知る権利」に奉仕していないのではないか。

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